「ネジと紙幣」based on女殺油地獄

森山未來、ともさかりえが出演していた「ネジと紙幣」を観劇しました。しかも千秋楽!
「ネジと紙幣」based on女殺油地獄

常に何かにいらつき、家業を手伝わずに遊んでばかりいる行人。
家族にも愛想を尽かされているが、幼馴染で姉のような存在の桃子だけは行人を見捨てることなく、
面倒がおこる度に叱ったりなだめたりしてくれる。桃子は傍目には幸せな主婦そのものだが、
実は夫と子供との関係に悩み、なにか満たされない気持ちを抱えていた。
花火大会の夜。行人は入れあげているキャバ嬢が、自分以外の男・赤地と花火を見に来ると知るや激怒し、
男を蹴散らしてやろうと襲撃の計画をたてる。軽い威嚇のつもりが、悶着の末、誤って半殺しにしてしまう。
奇跡的に怪我から回復した赤地は、件の暴力沙汰をきれいさっぱり忘れてしまったように、
行人に儲け話を持ちかけてくる。不穏な空気を感じつつも、
これまでとは次元の違う悪事に引き寄せられていく行人・・・。
なぜ行人は、桃子を殺さなくてはならなかったのか?


森山未來くん初のストレートな舞台ということで、楽しみにしつつレッツゴー! 相変わらず未來くんが素敵すぎてキュンキュン!
原作がある舞台なので、おもしろかったんやけど、はしょられている部分が多かったかも。ただ、桃子(ともさかりえ)と行人(森山未來)の絆の強さがいい意味も悪い意味でも感じられた気がした。だから結果不幸になっちゃうんだけど、恋愛感情じゃない気持ちでの絆って貴重だからこそ怖ろしい。
森山未來くんは大好きやし、ともさかりえさんの演技はいつか観たいと思っていたので、それだけで安心やったんやけど、田口浩正さんの演技が素晴らしすぎて圧巻。やっぱり脇役が安定しているとその舞台自体が安定するのよね。
ギリギリやったけど、観劇できてよかった。

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おすすめ度の平均: 4.5

5 レオナルド熱演!!
4 確かに”ストレートでパワーのある作品”。強い愛情と一族の血にまつわる因縁の悲劇。ソニン頑張れ!!

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