おうち帰りたい

お友だちがシェアしていたはてな匿名ダイアリーに珍しく共感した。匿名ダイアリーって匿名だからって好きなように書きまくられていて、意外と読み応えがないことが多いので、読み流しがちやったんやけど、ものすごく納得した。
常々ぼんやりと引っかかっていたことがスッキリしました。
■考え癖が暗い

何となく思いを巡らせるような時、
つまりそれほど真剣に考え事をしていない、
通勤の時やぼーっとしている時、
私の思考の行き着く先は大体3つだ。
「死にたい」
「XXに会いたい」
「死ねばいいのに」

私には今のところ自殺願望は全くないし、
きちんと意識的に頭を使って物事を考えるようなときは、
むしろプラス思考だと思う。
「どうやったら幸せになれるか、うまくいくか」を
しつこく考える方だ。
問題は、私の考えがここに行き着く時、私は実際には何も考えていない、という事だ。
これらは考え癖であり、いわば「自動運転モード」なのだ。
そして上記のフレーズが「思考停止」地点なのだ。考えているようで何も考えていない。
別に、何も考えていない時間はあってもいいと思う。
しかし考え癖が暗いのだ。
こういうのが根暗と言うのか。
なんとかしたい。

私は彼/彼女が言う思考停止地点が「おうち帰りたい」だった。
おそらく、3つのキーワードが出たら何もかも終わり、投げ出したい、逃げ出したい、もしくはそこまで深刻じゃなくて面倒くさいとかやりたくないみたいな自分勝手な思考なんやと思う。
いわゆる現実逃避ってヤツ。
お仕事がしんどいときや何かにつまづいたとき「おうち帰りたい(つд⊂)エーン」と思っとったのね。ただ、思考停止と気づいてなかったから、おうち大好きがたたって、本当に帰宅したいんやと思っとったわけ。ただ、おうちにいても「おうち帰りたい」とつぶやくこともしばしばでこれはおかしいなと気づいた。おうちにおるのに帰りたいってなに?w
そうはいってもなんせ思考停止モードやから深く考えられない。その上、自動運転ができるレベルのネガティブなことなんてとくに気に留める必要もない。そんなときにこのエントリーを読んで、私が言う「おうち帰りたい」の本当の意味に思い当たった。
私にとっての「おうち」は絶対的な安定と信頼の象徴で、よほど安心できる場所なんやろう。そして、本当の意味でのおうち=自宅じゃなくて、心底ホッとできる状態という意味なんやと思う。おうちへの信頼感すごいw
彼/彼女が言うように「死にたい」とか言ってても本当に死にたいわけじゃなくて、もっと言うとよくある死ぬ死ぬ詐欺みたいなのでもなくて、そのフレーズがただ単に呪文になっとるだけなんやと思う。それがたまたま「死」を思わせるようなフレーズやっただけ。あまり多用できないから直せるならどうにかした方がいいんやろうな。でも、この思考停止フレーズって人それぞれで「眠い」とか「お腹減った」とか「ビール飲みたい」とかおそらくSNSでよく見かける独り言がそれにあたる気がするんよね。口グゼ?
ネガティブなキーワードを連呼すると結果落ち込むのであまりオススメできないけど、自分だけのリセットできる呪文を持っとることはいいことやと思うんやよね。私自身「おうち帰りたい」って思ったら「どうしようもないことやから考えるのやめよう」って切り替えられるもん。そういう思考の切り替えってなかなかできないので、ポジティブなこととして捉えられたらうれしい。
簡単に変えられるモノでもないと思うけど、匿名ダイアリーのようにネガティブな思考停止フレーズの人はできるだけポジティブな方に変換できるとしあわせやよな。たとえば「ヒャッホーイ」(酔っぱらったときのフレーズ)、「キャーキャー」(うれしはずかしのときのフレーズ)とか?w
ごめん、思考停止のときにテンション上げられるメンタルなら、そもそも思考停止のシチュエーションにならんわな。
今日も、明日も強く生きてこ。
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